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ALIAができるまで
アリアコーポレーションの写真集は、
フォトグラファーとデザイナーとの
コラボレーションによる、1冊1冊、
手作りの作品です。
その製作過程を、ここでご紹介しましょう。
 デザインチーフのkazumaです。
ここでは、撮影された写真が写真集になるまでの工程を説明しています。表舞台では数時間の撮影しか見えないけども、そのあとのほうがものすごい時間がかかる!見えないところで努力する、みたいな。
 より二人にあった写真集、ストーリーに仕上げるために、当日の雰囲気を実際に味わっている
担当フォトグラファーが、約1200カットの写真の中から、160〜180枚に絞り込みます。

 アリアコーポレーションでは、写真集用の写真は、デジタル一眼レフカメラで撮影しています。
写真集のように印刷する場合、ネガで撮影して、スキャニングをしてデジタルデータにすると、画質が劣化します。
でも、デジタルカメラでの撮影は、撮影した時点でデジタルデータになっているため、その部分の劣化が起きません。
 
 どのページに、どのくらいの大きさで使いたいか、ということまで、デザイナーに伝えます。
ちょっとした写真の使い方の違いで、ストーリーが違うものになってきてしまう、とても大切な作業です。
 次に、選ばれた写真に『現像』という処理を施します。現像と聞くと、フィルムをイメージしますが、
フィルム現像のデジタル版だと思ってください。

 私たちは、JPEGではなく、RAW(ロー)データという圧縮を全くしていない状態で撮影、書き込みをしています。

JPEG・・・通常、みなさんがデジカメで撮影しているフォーマットで、カメラ内で圧縮処理されて、
      軽いデータとなっています
RAW・・・非圧縮、無処理、の状態で、1枚の写真のファイルサイズは6〜9Mほどになります。

 なぜこのフォーマットで撮影するのか、から説明します。
JPEGは、撮影した時点で、色温度・色調(要するに「色」です)、露出などの情報を決定して、
その情報をカードに書き込んでるわけです。
それに対して、RAWで撮影をすると、カメラがこれを決定せず、
いろいろな情報を残してカードに書き込むため、
色温度や明るさの選択範囲の広いデータとなっていて、
パソコン上で、正確な色や明るさを自分で決定できるんです。
もちろん、画像処理ソフトなどで、JPEGの色、明るさを変えることはできますが、
画質は、確実に劣化します。
それを劣化させることなく、最高の状態に仕上げるために、RAWデータ撮影は必須なのです。
この写真集の場合、特に、ページ全面に1枚の写真を使った場合、横52cm縦26cmになるため、
RAWデータとJPEGの画質の差は、顕著です。

前置きが長くなりましたが、ここで本題に戻ります。
まず選ばれた写真を、上記のように色、明るさを決める処理(現像処理)をパソコン上(Photoshop)で行います。決めると書きましたが、後でさらに画像処理をするので、その処理がしやすいように、
写真のバランスを整える、というのが、正確な言い方ですね。
ページごとに出したい雰囲気も変わってくるため、写真同士のバランスも考慮しながら、
ホワイトバランス、色調、露光量、シャープネス、などを調整していきます。
(本題のほうが、短かった・・・)

 現像処理の終わった写真をフォトグラファーまたはデザイナーが1ページずつ、
写真に合わせてレイアウトしていきます。
デザインによっては、写真を正方形にしたり、縦横比を変えたりすることもありますが、
フォトグラファーの意図を崩さないように、なるべく控えめにしています。
ALIAは、シンプルなレイアウトで、いかに写真を引き立たせるかが、重要なポイント。
もちろん、全体的な統一感も大切です。
 
 実は、シンプルって、一番難しいんです。当社でも今まで、一般的な結婚式のデジタル写真集の例に違わず、
色々なモチーフを使ったり、文字をそれなりに入れたりもしてきました。
(今でも、ALIAでなく、Soleilの写真集のほうで、そういった雰囲気のものも作っていますが。)
でも、写真一枚一枚をより深く味わっていただけるように、このALIAのようなシンプルな形にしていったのです。
そうなるともちろん、元々の写真の質がとても重要です。
そして、特に魅せたい写真、メッセージを込めたい写真が引き立つように、
でも全体的にスタイリッシュにすっきりと見せるには、
ということを追求しながらレイアウト作業をしていくのです。

 フォトグラファーが組んだストーリーのままに、
その写真から、そしてその1冊から、何を伝えたいのか、ということをくみ取りながら、
デザインしていくことも重要なテーマです。

 難しい作業ですが、写真をじっくり見ながら、結婚式当日の空気に触れ、
二人の人柄や好みを、二人や、家族、また列席の方々の表情や、会場の雰囲気、進行の内容などから、
イメージを膨らませて構成していく、楽しい作業でもあります。

 上のサンプルのページでは、シルエットの雰囲気を生かし、シックに仕上げるために、バックは黒に決定。
彼女の1ショットをメインで大きくしたい、というフォトグラファーの意向で、縦いっぱいにしました。
レイアウトをフォトグラファーが確認。意図した通りに仕上がっていれば、次の作業に移りますが、
それまでに、何度も行き来、することも。他のデザイナーが、横から口を挟むこともあって、
なかなかすんなりとは、いかないんです(;>_<;)
 いよいよ終盤、色調整と加工(レタッチ)です。
ここでは、左の写真は、セピア調にしてコントラストをつけ、
右の写真は、アンバー調にして、ソフトフォーカス、コントラストの調整、焼き込み・・・と作業をしています。
これから、代表的な色調整方法、加工方法について、ご紹介しますね。
これは、自分でもできる!、という方もいらっしゃるでしょう。
基本のひとつですね。純粋に彩度を0(ゼロ)にすることもあれば、
イエローやマゼンダ(ピンク系の色です)を
足して、セピア調にすることもあります。
基本的に完全なモノクロだと、パリッとスタイリッシュな雰囲気に、
セピア調になると、それよりも少し柔らかい雰囲気になります。
主に、室内の写真に用いることが多いですね。
より柔らかく、ちょっとノスタルジックな感じになります。
パリッと鮮やかな感じになります。
いろいろな物や、顔や首のシワやシミなんかも消しちゃいます。
物は、もちろん、撮影の際に移動できるものは移動しますが、
狭いメイク室などでは、結構、限界があったりします。
上の写真は、右側のコンセントと充電器。
写真が小さい場合は、あまり気になりませんが、
これを大きく使おうとすると、結構目立ちます。
振り向いたときの首のシワは、80%くらいの方が、要修正です。
みなさん、お手入れ頑張ってくださいね〜。
これは、ウェディングでは、よく使うアイテムですね。
デジタル撮影の場合、撮影時のソフトフォーカスは、
状況にもよりますが、画質の低下を招くことが多いため、
パソコン上で処理をします。
上の写真は、一部(目など)ソフトフォーカスを薄くしている部分もありますが、
基本的に全体的にかけています。
そうではなく、周りだけにかける場合もあります。
純粋なソフトフォーカスではありませんが、
新婦のアップなどの場合には、
よく化粧品の広告などでやっているような、
ツルツルお肌加工をしたりもします。
例を出すのは、やめておきますね。
(ちなみに、モデルになってもらっている彼女は、
必要ありませんでしたが・・・念のため。)
手焼き写真でよく使う方法で、部分的に暗く落とすことによって、
それ以外の部分を引き立てます。
その反対で、覆い焼きという、明るくする方法も用いています。
デジタルでいかに、手焼きの焼き込みを再現できるかを研究し続け、
微妙なマウスの動かし方、ブラシの大きさ、濃さなど、
独自の方法を生み出しました。
 この他にも、まだまだ、レイヤーマスク、アルファチャンネルなどを駆使した部分調整、
トーンカーブ、レベル補正などを使う画質調整なども含め、数多くの細かいレタッチ方法がありますが、
このくらいにしておきます。
もちろん、はじめのサンプルのように、写真によって、これらを単独で使ったり、いくつかの加工方法を
組み合わせて、一枚の写真を仕上げていきます。
加工の技術を持っているだけでは、なかなかいいものには仕上がりません。
その一枚にどんな加工を施せば、最高の仕上がりになるのかを、二人のキャラクターや好み、
撮影者の意図、他の写真とのバランスなど考えながら、想像を膨らませて、選択していかなければなりません。
そういったデザイナーのセンスが、一枚の写真の出来上がりを左右します。
もちろん、作業をしていきながら、新しい加工方法や、既存のものがよりよくなる方法なども、
生み出していきます。
 もう一度ここで、フォトグラファーの確認が入ります。色が自分の意図通りになっているか、
というところが最大のチェックポイントですが、たまにここで、「やっぱり、この写真は変える!」
などという話になることも・・・。
 今度は、デザイナー同士で、写真の細かいずれなどはないか、
お名前、挙式会場、日付、フォトグラファー名、デザイナー名などに間違いはないかを確認します。
ページによっては、プリントでの確認もします。
 完璧な状態になったら、印刷用のデータを作成し、CDなどメディアに保存し、印刷にだします。約10日ほどで、印刷があがってきます。
 では、できあがったアルバムを見てみましょう。→こちら
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